栄養指導
糖尿病など生活習慣病を罹患している患者様、あるいはその予備群とされている方で最も大切なのが食生活です。例えば、2型糖尿病の患者様は膵臓が疲弊してしまうことで、インスリンの分泌が不足する、あるいは作用不足を起こすわけですが、これは、過食や偏食、不規則な食事時間によって、起きるとされています。そうは言っても何が良くて、何がダメなのかがよくわからない。仕事も多忙なので、規則正しい生活も難しいという方に利用していただきたいのが栄養指導です。
食生活を改善したくても何から始めてよいかわからない、また自炊をしない、あるいは仕事の時間が不規則だから食事療法は無理と考えている方、一度栄養士に食事の悩みについて相談してみませんか。ご希望の方は、まず医師にお気軽にお問い合わせください。
栄養相談の流れ
1.現状の食生活を把握
管理栄養士が患者様の現在の食生活について、ヒアリングしていきます。
2.改善策などの策定
患者様のライフスタイルも考慮しながら、実践しやすい改善策や行動目標を管理栄養士と患者様が一緒になって(食事療法を)策定していきます。
3.進捗状況の確認
策定した食事療法がしっかり行われているか、それによって数値(血糖値 など)が改善されているかなどを確認していきます。また通院の度にアドバイスもいたします。
4.知識の習得
各々の患者様に必要とされる知識が得られるようになります。例えば、食品交換表の使い方、適正とされるエネルギー量がわかる算出方法、カロリーをダウンのポイントなどです。